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熱海で「くるくるフリーマーケット」 環境問題に取り組む未来創造部が初開催

市内から10店が出店した「くるくるフリーマーケット」

市内から10店が出店した「くるくるフリーマーケット」

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 エムズ熱海ビル(熱海市渚町)で4月17日、「くるくるフリーマーケット」が開催された。主催は、環境まちづくり会社「未来創造部」(同)内の実行委員会。

出店した水中写真家の水之京子さん

 同イベントには、市内から10店が出店。2階のイベントスペースを使い、家庭で使わなくなった雑貨、食器、衣服、書籍などを販売した。1階のカフェでは高齢者バンド「ジーバーズ」がライブがを行い、店外ではハンバーガーや焼きガキなどを販売した。イベントには市内外から多くの人が駆け付け、感染症対策のため入場制限も行いながら開いた。

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 主催した同社の光村智弘副社長は「家庭に眠っている、使えるけどもう自分では使わない物を、使ってくれる人に提供する機会に。ゴミを増やさず、循環型の社会を目指すうえで、生活を見直すきっかけになれば」と開催の目的を説明する。

 環境問題に取り組む同社は、研修やイベントを通してさまざまな活動に取り組んでいる。今回の「くるくるフリーマーケット」は初開催だが、光村さんが以前視察した、徳島県上勝町のゴミ回収と再利用の取り組みがモデルになっているという。熱海は住民1人当たりのゴミの排出量が、全国比較して倍近くあり、今後も市民参加型のイベントを通して、ゴミを減らす取り組みを計画している。

 フリーマーケットに出店した市内在住の水之京子さんは、水中写真家として活動している。水之さんが昨年出版した書籍「海が叶(かな)えてくれるもの」やダイビンググッズ、海に関連する雑貨などを販売した。未来創造部の環境プロジェクトに参加した経緯があり、フリーマーケットの趣旨に賛同して出店を決めたという。「海に潜ると捨てられたゴミを見ることもある。日頃から、『海では心の中のゴミだけを捨てて』と伝えてきている。地元の海を大切にすることも伝えられたら」と期待を込める。

 今後について、光村さんは「今回は初めての開催だったが、くるくるフリーマーケットは継続して開催していきたい。もっと広い場所で、より多くの人に参加してもらい、ゴミ問題を知って生活を見直す一助になれば」と意気込みを見せる。

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