「熱海海上花火大会」が6月4日、熱海港で開催された。主催は熱海市ホテル旅館協同組合連合会。
6月4日~6日の3夜連続で開く。2021年度に当初予定していた11回の開催日に追加したもので、20時20分~20時35分の15分間、花火を打ち上げる。
3夜連続開催の初日となった4日は、降り続いた雨も打ち上げ開始までにはやみ、熱海港を望むレインボーデッキには、夜空を彩る花火を見上げる観覧者の姿が多く見られた。近くの旅館から浴衣を着て会場を訪れる旅行者の姿もあった。県内から観覧に訪れたという家族連れは「短い時間だったが、目の前で迫力ある花火を見ることができてよかった。きれいだったのでまた来たい」と笑顔を見せていた。熱海市から、医療従事者に向けたメッセージ花火も打ち上げられた。
熱海市では、感染症対策として、現地観覧者にマスク着用やソーシャルディスタンス確保などを呼び掛ける。
次回開催は7月30日を予定する。7月4日は熱海・初島で花火大会を開く。