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熱海・下多賀のカフェ「トパンガ」が5周年 アメリカ西海岸の雰囲気をそのままに

5周年を迎えるトパンガの佐藤将店長と「トパンガサーフ・スムージー」

5周年を迎えるトパンガの佐藤将店長と「トパンガサーフ・スムージー」

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 熱海のオーシャンフロントカフェ「TOPANGA(トパンガ)」(熱海市下多賀)が6月21日、開業5周年を迎える。

海沿いを走る国道135号沿いの「そうすけ」の看板が目印

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 2016(平成28)年に国道135号沿いの長浜海浜公園近くに開業した同店。店名は、アメリカ西海岸の町「トパンガ」に由来する。トパンガのあるロサンゼルスで活動する写真家の店主が、海と山に囲まれ、海沿いを国道が走る多賀の雰囲気がトパンガに似ていることから、店名に採用したという。

 東京都出身の店長・佐藤将さんは、元々は都内でスムージー店を運営しており、店主との縁で同店の開業に立ち上げから関わった。店のコンセプトはスポーツカフェで、店内の大型モニターでスポーツの映像を流す。「オーシャンビューという店の立地を生かし、アメリカ西海岸の開放的な雰囲気にこだわっている」と話す。

 5年間を振り返り、佐藤さんは「サイクリストやトライアスロンを楽しむ人など、海外からのお客さまも多い。都内から来て下田でサーフィンに親しむお客さまが寄ってくれることも。お客さまに支えられて順調にやってこられた」と笑顔で話す。看板犬の黒パグ「そうすけ」を目当てに来店する客も多いという。店の看板デザインには、そうすけをあしらう。「ドッグカフェではないが、リードを着けてマナーがあれば犬の入店も可能」とも。

 メニューは、スムージーを中心とするドリンクとサンドイッチ、サラダなど。スムージーは、伊豆半島ジオパーク推進協議会とコラボした「トパンガ・伊豆半島ジオパーク・スムージー」(800円)、雑穀アドバイザーで女優の奈美悦子さんがプロデュースした「23種の雑穀とアーモンドミルクのバナナスムージー」(700円)、白波に見立てたホイップクリームと鮮やかな青色が特徴の「トパンガサーフ・スムージー」(800円)など、約30種類をそろえる。スムージーはテークアウトにも対応。「アスリートのお客さまに対応したプロテイン入りや、デカフェ、ヴィーガン対応のメニューも用意している」という。フードメニューは、「トパンガ・チーズホットサンド・コンボ」、「トパンガ・ヴィーガン・サラダコンボ」(以上1,000円)などを用意する。

 現在、5周年記念としてSNSフォロワーの来店客に「アニバーサリーステッカー」を進呈している。佐藤さんは「今年のステッカーは、当店主催の架空自転車レースのデザイン。緊急事態宣言による外出自粛の影響も考えて、進呈期間を長めに設定しているので、ゆっくりお越しいただければ」と話し、「海の風を感じながら、のんびりした雰囲気を味わってもらいたい。海と山と川に囲まれた自然豊かな場所で、リラックスした時間を過ごしてもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~17時。

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