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熱海・咲見町に水たばこが吸えるカフェ「Shisha cafe KEDI」 120種類以上のシーシャフレーバーを提供

熱海に「Shisha cafe KEDI」を開業した店主の土屋英明さんと公文史枝さん

熱海に「Shisha cafe KEDI」を開業した店主の土屋英明さんと公文史枝さん

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 熱海に水たばこが吸えるカフェ「Shisha cafe KEDI(ケディ)」(熱海市咲見町)が6月15日、オープンした。

たばこを吸わない人も吸いやすいフルーツフレーバーのシーシャ

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 伊東出身の店主・土屋英明さんと熱海出身の公文史枝さんが経営する同店。2人は昨年から起業を模索していた中で、「シーシャ」が流行っていることに着目した。「シーシャ」とは、イスラム圏が発祥といわれる「水たばこ」のことで、シーシャ専用の水パイプを使い、水のフィルターに通した煙を吸う。公文さんは「当初はほかのビジネスでの起業も考えていたが、シーシャは東京や横浜には専門店があり、SNSでも話題になっていた。熱海にはシーシャ専門店が無かったので、熱海で一番最初にやりたいと思い、準備を進めた」と経緯を説明する。

 開業の準備を進める中で、苦労もあったという。「シーシャの提供には、たばこ小売販売業の許可が必要。既存のたばこ店との距離基準があり、物件によっては出店できない物件もあった。いくつかの候補物件の中で、最終的にこの場所で許可が下り、無事に開業することができた」と振り返る。

 料金は、シーシャ1台1,800円で、1台を2人でシェアして使う場合はプラス1,000円。別途1人当たり700円のチャージ代がかかり、菓子とアイスクリームの食べ放題が付く。ドリンクメニューは、コーヒーや紅茶、ジュース、ビール、カクテルなどをそろえる。フードメニューは無いが、持ち込みが可能。

 シーシャは、ニコチンが入ったシーシャフレーバーを約80種類、ニコチンが入ってないシーシャフレーバーを約40種類、それぞれ用意する。シーシャは一般的なたばこと違い、フルーツなどの香りがするのが特徴。アップル、レモン、グレープ、ピーチなどフルーツフレーバーのほか、コーヒー、キャラメル、チョコレート、ミントなどのフレーバーもそろえる。フレーバーをミックスできるので、「組み合わせは無限大。いろいろ試して、好みのフレーバーを見つけてもらえれば」と公文さんは話す。

 公文さんは「シーシャは1台で約2時間吸うことができる。くつろいで過ごしてもらいたいので、ソファー席やおしゃれな空間にこだわった」と話す。土屋さんは「シーシャを吸うのは若い人が多いが、熱海に多い年齢の高い層にも知ってもらい、リラックスして過ごしてもらえれば」と期待を寄せる。

 「シーシャは怪しいというイメージを払拭したい。まだ知らない人も多いと思うので、熱海でシーシャの認知度が上がってほしい」と土屋さん。公文さんは「マウスピースは使い捨てなので安心でき、換気も十分で煙が充満しない。普段はたばこを吸わない女性も香りを楽しんでもらえるので、まずは気軽に試してもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は13時~25時(土曜・日曜は11時から)。木曜定休。

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