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熱海銀座商店街に「おさかな食堂はなれ」 朝食おばんざいビュッフェを提供

地元の食材を取り入れた朝食ビュッフェをアピールする圷誠太郎店長

地元の食材を取り入れた朝食ビュッフェをアピールする圷誠太郎店長

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 「熱海銀座おさかな食堂はなれ」(熱海市銀座町)が8月8日、熱海銀座商店街にグランドオープンした。経営は夢タカラ(咲見町)。

熱海銀座商店街に位置する「おさかな食堂はなれ」

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 2019年8月に熱海銀座商店街に開業した「熱海銀座おさかな食堂」の系列店となる同店。同じ商店街での開業に当たり、同店の圷誠太郎店長は「先にオープンした店は、ランチタイム中心に常に行列ができる店になった。一方で、熱海には朝から営業している店が少なく、おいしい朝食を食べられる店がほしいという声があり、朝食を堪能できる店を作ろうと考えた」と説明する。

 同店の売りは、朝8時から食べることができる「熱海おばんざいビュッフェ」。「金目鯛の干物定食」(半身=2,068円)、「網代サバの塩焼き定食」(1,628円)や「本日の煮付け定食」(1,628円)など、干物や煮魚からメインのおかずを選び、おばんざいはビュッフェスタイルで食べ放題。ご飯、みそ汁はお代わり自由とする。

 11時から提供するメニューは、「海鮮てっぺん丼」(2,728円)、「トロとろとろ丼」(1,518円)など海鮮丼のほか、「海鮮釜めし」を提供する。刺し身、アジフライ、あら汁、小鉢がセットになった「伊勢海老(えび)釜めし」(4,708円)、「鮑(あわび)めし」(3,608円)、「網代サバめし」(3,058円)など海の幸をふんだんに使った釜めしのメニューが並ぶ。圷さんは「海鮮丼以外にも温かい料理をゆっくり食べてもらいたいと思い、釜めしを取り入れた。席も広く取っているので、ゆっくりくつろいでもらえれば」と話す。

 食材は地元のものを多く取り入れているという。米は静岡産「ひのひかり」を使い、みそ汁には「伊豆みそ」を使う。「小沢ひもの店」の干物、「山田豆腐店」の豆腐、「東明」の七尾たくあんなど熱海市内の事業者から積極的に仕入れた食材を提供する。圷さんは「私たちは『熱海の宝を伝える』というコンセプトを掲げている。地元のおいしい食材をお客さまに知ってもらうことで、地域に貢献していきたい」と期待を込める。

 圷さんは「おかげさまでオープン最初の週末は、ランチタイムは行列になり、朝食の時間帯もほぼ満席だった。観光客だけでなく、地元のお客さまにも朝食を食べに来てもらい、海の町らしい朝食文化を作っていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は8時~16時(朝メニューは11時まで)。

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