熱海経済新聞の2021年の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、上半期ランキングに続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しい経営状況に陥った老舗和菓子店「熱海 本家ときわぎ」が、SNSで支援を呼び掛けた記事だった。
ランキングは、今年1月1日から12月15日までの1年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 「助けてください」 熱海・創業103年目の老舗和菓子店がSNSで支援呼び掛け(1/13)
2. 熱海に和栗モンブラン専門店「生糸」 1ミリの錦糸状に絞って提供(3/2)
3. 熱海駅前に料理人・五十嵐美幸さんのラーメンとシューマイの専門店「熱海美虎」(4/28)
4. 熱海のホテルニューアカオが社名変更 「世界に選ばれるリゾート空間を目指す」(10/20)
5. 「熱海フルーツキング」が1周年 料理人の経験生かしたこだわりのフルーツサンド(3/4)
6. 熱海にスイーツ店が開業ラッシュ レトロさと時代に合わせた「熱海スイーツ」(3/11)
7. 熱海市役所近くに料理人・五十嵐美幸さんの中華料理店 熱海駅前に次ぐ市内2号店(7/28)
8. 熱海サンビーチ前で「ラビスタ熱海」着工 市内でホテル開業計画続々(3/19)
9. 四連休の熱海、海水浴場にも人出 遊泳禁止や入場制限で対応(7/24)
10. 特急「あたみ」臨時運行へ JR東日本が秋の行楽シーズンに合わせて設定 (8/21)
2位以下にはグルメ関連の記事が多くランクインした。熱海市内には個性的なスイーツ店の出店が続き、「熱海スイーツ」というトレンドワードも出現してメディアやSNSでも話題となった。
4位には老舗ホテルなどを経営するホテルニューアカオが社名変更をした記事がランクインした。同社は8月に新会長を迎え入れ、経営体制を刷新。アートによるまちづくりを推進する一方で、11月に宿泊施設ニューアカオ館の営業を終了するなど、新たな展開に注目が集まっている。
7月3日には伊豆山で土石流災害が発生した。9位に、災害関連で熱海サンビーチなど市内の海水浴場の遊泳禁止や入場制限の措置についての記事が入った。
熱海経済新聞では引き続き街の移り変わりに注目しながら、媒体独自の目線で地元が元気になるニュースを発信していきたい。