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熱海・林ガ丘町に「熱海スプリングテラスホテル」 木造建物生かした「別邸」も

「熱海スプリングテラスホテル」本館

「熱海スプリングテラスホテル」本館

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 宿泊施設「熱海スプリングテラスホテル」(熱海市林ガ丘町)がこのほど、オープンした。

別邸「ひととき亭」の客室

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 保養所や別荘が立ち並ぶ林ガ丘町に位置し、かつて大手企業の保養所だった建物をリノベーションした同施設。保養所として使われていたころは役員専用の宿泊棟だった木造建物を、同ホテルの別邸「ひととき亭」として2月に開業。保養所だった本館は3月上旬の開業を予定する。

 「ひととき亭」は、全て異なる間取りの客室を5室備える。うち2室は源泉掛け流し露天風呂が付くほか、1室限定の海を望む書斎付き客室も用意する。同施設支配人の佐々木基安さんは「施設の周辺は静かな環境。全室にキッチン設備やWi-Fiを備えているため、仕事をしながら長期滞在する人もいる。2人部屋なのでカップルや夫婦でゆっくり過ごしてもらいたい」と話す。

 本館は定員4人の和室を12室備えるほか、温泉大浴場、海や花火大会が一望できる屋上バーベキューテラス、開放的なレストラン、卓球台とカラオケ設備を備えるラウンジがあり、企業や団体の研修、ワーケーション利用にも対応する。シャッター付きのガレージも備え、「バイクのツーリング客にも安心して滞在してもらえる」という。

 現在は素泊まりのみで、今後準備が整い次第、レストラン営業を始める予定。佐々木さんは「熱海にはおいしい食事を提供する店が多いので、店での食事やテークアウトして部屋で食事しながら、熱海時間を楽しんでもらえれば」と話す。

 「ひととき亭」は現在、多くの人に利用され、本館も研修や撮影会などの予約が入っているという。佐々木さんは「ゆっくりとした時間を過ごしてもらえる施設になった。また泊まりたいと思ってもらえる接客を心掛け、思い出に残る宿にしていきたい」と話す。

 宿泊料金(素泊まり)は、別邸「ひととき亭」=1泊2人2万1,000円~、本館=1泊1人5,000円~(3人1室利用の場合)。

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