熱海駅前の商店街「平和通り名店街」で1月1日、新年の営業が始まった。
毎年恒例の同商店街の新年顔合わせ会は朝10時から屋外で行われ、商店街の事業者らが新年のあいさつをした。
冒頭のあいさつで、同商店街理事長の久保田昌之さんは「世の中は新型コロナの影響で苦労しており、平和通り商店街も大変だが、それでもまだ健闘している方だと思う。感染症対策を取った上で、私たちで盛り上げていきたい」と抱負を述べた。
静岡県県議会議員の藤曲敬宏さんは「昨年は当商店街の様子が多くのメディアに紹介された。私たちの言動が商店街の模範として映るので、いち早く元気になって復活した様子を届けられたら」と期待を込める。
同商店街理事で、土産物店を経営する高橋一考さんは「昨年10月から11月は前年比120~150%と好調だったが、12月中旬から客足が落ちた。Go To一時停止以降は前年の半分ほど。今日も商店街は例年と比べると人が少ない」と話す。「今年は感染症対策もさらに進んで、社会全体が早く元通りの生活に戻れたら。自分たちは来ていただいているお客さまを精一杯お迎えしていきたい」と言葉に力を込める。