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熱海駅前「旧熱海スターレーン」が解体 熱海のバブル時代を知る建物

現在の「旧熱海スターレーン」建物外観

現在の「旧熱海スターレーン」建物外観

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 熱海駅前の「旧熱海スターレーン」(熱海市春日町)の建物がこのほど解体されることになった。昭和の熱海を彩った建物の一つが姿を消すこととなる。解体工期は1月5日~4月30日とし、オカコー静岡(三島市)が施工する。

熱海スターレーンの面影が残る看板

 旧熱海スターレーンは、旧志ほみや旅館に付設される形で1972(昭和47)年に開業したボウリング場。28レーンを備え、ボウリングブームにも乗って、バブル時代には観光客と地元の客で大きなにぎわいを見せた。その後、2012(平成24)年に営業を停止。建物内部はイベントや撮影などで使われることもあったが、ほぼそのままの状態で現在に至っていた。現在は、旧志ほみや旅館から名称を変えた温泉旅館「湯宿一番地」の駐車場として、1階部分のみ利用されている。

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 近くで土産物店を経営する30代男性は「小学生のころに家族で行った記憶がある。スコアシートは手書きだった。そのころは設備もだいぶ古くなってきていて、まっすぐ投げたつもりでも、レーンがゆがんでいてまっすぐ転がらなかった思い出も。大人たちは商店街のコンペなどでも利用していた」と当時を振り返る。近隣に住む60代女性は「開業当時は繁盛していたようだが、閉店する直前は利用客も少なかった。思い出の建物が無くなる寂しさはあるが、駅前の一等地なので、今後どのように使われるのかが気になる」と話す。

 解体後の利用用途は未定だという。