東海社会人リーグ2部のサッカークラブ「SS伊豆」が9月17日、姫の沢スポーツ広場（熱海市伊豆山）で「名古屋サッカークラブ」と戦い、1-0で勝利した。

自動昇格圏2位をキープしたSS伊豆（関連画像7枚）

　伊豆半島をホームタウン、姫の沢スポーツ広場をホームグラウンドに活動する同クラブ。中断明けの前節はアウェーで「長良クラブ」に敗れたが、1部リーグ自動昇格圏の2位をキープして今節に臨んだ。SS伊豆代表の片岡大輔さんは試合前、「絶対に昇格するんだという覚悟が大切。地域の期待をパワーに変え、ハードワークで勝利に向けて最後まで走り続けたい」と話して選手をピッチに送り出した。

　試合は、両チーム一進一退の攻防が繰り返される展開。前半37分に杉本マテウス選手のドリブル突破から最後は片山紳選手が決めて前半を1-0で折り返す。後半、SS伊豆はチャンスを作るが決め切れず、追加点を奪えないが、守備陣も名古屋サッカークラブの鋭い攻撃をくい止めてゴールを割らせない。SS伊豆は前半に挙げたゴールを守り切って1-0で勝利し、自動昇格圏の2位を守った。

　試合後、片岡さんは「苦しい試合だったが、スタンドで応援してくれた皆さんの笑顔が忘れられない。1週間後の試合でも勝って最高の瞬間を分かち合いたい」と意気込む。

　次節は9月24日13時から、裾野市運動公園陸上競技場で「AS刈谷」と戦う。