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熱海に焼き肉店「けむり&ソルト」 週末深夜のみ営業、1皿550円で

佐藤光店長と店をプロデュースした山崎信二郎さん(左から)

佐藤光店長と店をプロデュースした山崎信二郎さん(左から)

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 焼き肉店「夜29(ヨルニク) けむり&ソルト」(熱海市中央町)が10月14日、糸川桜橋近くにオープンした。

糸川桜橋近くにオープンした焼き肉店「けむり&ソルト」(関連画像4枚)

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 6月に開業したうどん店「けむり」を焼き肉店にリニューアルしてオープンした同店。ダクト工事を施して焼き肉店仕様にリニューアルした。席数はカウンター席=8席。リニューアル後も店長を務める佐藤光さんは「昼間は人通りが少ないが、夜は街にお酒を飲みに来る人が多い。以前と比べると深夜まで飲んでいる人が増えてきたので、朝まで飲んで食べられる焼き肉店に思い切って変えることにした」と話す。店は、22時に開店して翌朝7時に閉店するという、熱海では珍しい深夜営業の焼き肉店になる。

 リニューアルに当たり、近くで焼き肉店「ソルト&ミート渚」(渚町)を運営する山崎信二郎さんにプロデュースを依頼した。同店と同じ肉などを使うほか、佐藤さんが約2カ月わたり山崎さんの下で修業して技術提供を受けた。肉の切り方や提供方法、接客などを学んだという。2021年10月に開業して2周年を迎えた「ソルト&ミート渚」は、度々テレビ番組で紹介される店。山崎さんの出身地・長野から仕入れる信州牛と熱海沖の海水で自家製塩する「熱海塩」を売りにする。都内でも20年以上焼き肉店を経営する山崎さんの目利きで選んだ肉を1皿=550円で提供している。佐藤さんの店は山崎さんの店のメニューを踏襲し、提供する。

 メニューは、注文を受けた後に客の目の前でカットして提供する「牛レバ」や「牛ハツ」などをはじめ、牛ホルモンや鶏セセリなど。1皿の価格はいずれも550円で、「熱海塩」をつけて食べてもらう。ハラミ肉をサムギョプサルのように野菜で巻いて食べる「ハラギョプサル」など新メニューも用意する。

 「深夜から朝までの営業にすることで、熱海の締めは焼き肉という新しい文化を作りたい」と山崎さん。佐藤さんは「山崎さんから指導してもらった技術や肉のクオリティーを維持し、ソルト&ミート渚のように常に活気のある店にしていきたい」と力を込める。

 営業時間は22時~翌7時(日曜は15時~24時)。木曜・金曜・土曜・日曜のみ営業。

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