マルシェイベント「渚の縁日」が11月25日、「なぎさ中通り」(熱海市渚町)で開かれた。
明かりの灯った商店街での「縁日」は良い雰囲気に(関連画像8枚)
なぎさ中通りの発展を目指す「中央渚発展会」、アートプロジェクトの推進や宿泊施設の運営を手がける「混流温泉」、空き物件のリノベーションなどを手がける「マチモリ不動産」から成る渚の縁日実行委員会が、事業者のチャレンジの場を提供して街のにぎわいにつなげようと初めて企画した。
なぎさ中通りを車両通行止めにし、歩行者天国にした通りに飲食店やクラフトショップ、ワークショップなど12店が出店。熱海市内や周辺地域の事業者がブースを構えた。イベント開始の15時には、地元住民や観光客が来場してにぎわいを見せた。
混流温泉の戸井田雄社長は「イベントへの出店がスモールチャレンジの場となり、店を構えるという次のステップにつながれば」と期待する。次回は来年3月の開催を予定。「将来的には、常時なぎさ中通りに地元事業者の屋台が並ぶように発展させていくことで、街に新たなにぎわいを作り出していきたい」と意欲を見せる。