「温泉むすめプロジェクト」とコラボレーションしたエリア周遊キャンペーンが2月10日、熱海エリアの富士急グループの施設で始まった。
地域活性化プロジェクト「温泉むすめ」とコラボすることで、熱海エリアの活性化を目的に企画した。「温泉むすめプロジェクト」は、全国の温泉地をモチーフにした2次元キャラクターを使った企画で、キャラクターのグッズやアニメーションなどを展開して温泉地を盛り上げようという試み。昨年2月から、同グループが運営する熱海エリア内の各所に、熱海温泉をモチーフにしたキャラクター「熱海初夏(あたみういか)」のフォトスポット設置やグッズ販売を行ってきた。
今回は、「国産レモン発祥の地、熱海」をPRしようと、新たにレモンをテーマにした「熱海初夏」をデザイン。同グループが運営する「熱海シーサイド・スパ&リゾート」(東海岸町)、熱海港(和田浜南町)、PICA初島(初島)、森の駅箱根十国峠(函南町)の4カ所でキャンペーンを展開する。
キャンペーンでは、4カ所に設置したキーワードを周遊しながら見つけてもらうキーワードラリーを行う。完成させたキーワードを熱海港売店か森の駅箱根十国峠売店に伝えた先着200人にオリジナルデザインのクリアファイルを進呈する。参加無料。レモンと「熱海初夏」をあしらった異なるデザインのフォトスポットを設置するほか、書き下ろしイラストを描いた缶バッジやアクリルスタンドも販売する。
「熱海シーサイド・スパ&リゾート」の売店など対象施設4カ所の利用者のうち希望者には、先着各100人にオリジナルクリアカードを進呈。十国峠山頂のカフェでは、希望する利用者にオリジナルコースターも進呈する。
富士急行の嘉陽宗一さんは「熱海初夏がレモンをかぶっていたり、レモンの絵を描いていたりと、バリエーション豊かでかわいらしいイラストになっている。見どころ満載のコラボキャンペーンに参加してもらえれば」と呼びかける。