
リゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ熱海」(熱海市水口町)で6月1日、静岡県にゆかりのある缶ビールと缶詰を提供するイベント「カンカンビアガーデン」が始まった。
今回で3回目となる同イベント。マイクロツーリズムを推進する中で、地元のビールや缶詰を楽しんでもらいたいと企画した。今回は、県内各地の醸造所が15種類のクラフト缶ビールを提供。缶詰は、伊藤食品(静岡市)の製品を中心に100種類を用意し、マグロ1本から少量しか取れない部位を使ったツナ缶「美味(おい)しいまぐろとろ油漬」、「静岡おでん」、「釜揚げしらす」などのご当地缶詰や、同館オリジナルパッケージの缶詰をそろえる。缶詰とビールを各3種類セットにした「カンカンビアプレート」(1,760円)もある。同館広報の安藤有紀さんは「伊藤食品は、化学調味料を使わず子どもも安心して食べることができる缶詰を製造している。色々な組み合わせを楽しんでほしい」と話す。
イベントは、同館の最上階にある「ソラノビーチ Books&Cafe」で開く。最上階はフロア全体に白砂が敷き詰められたビーチを彷彿とさせる空間で、窓から熱海の町並みや相模湾を一望できる。イベントに合わせ、缶をモチーフにしたテーブルや椅子、クッションを用意した。安藤さんは「リゾート気分を満喫できるロケーションと雰囲気で、ビアガーデンを楽しんでほしい」と利用を呼び掛ける。
利用は宿泊者のみ。8月31日まで。