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熱海の割烹居酒屋「そのまま」2周年 なだ万出身料理長がリーズナブルに

オープンから2周年を迎えた「そのまま」の料理長・松浦敏久さん

オープンから2周年を迎えた「そのまま」の料理長・松浦敏久さん

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 熱海浜町通りの割烹居酒屋「そのまま」(熱海市銀座町)が10月1日、オープンから2周年を迎えた。

松浦さんのこだわりで作った海鮮スープカレー3種

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 松浦敏久さんが料理長を務める同店。熊本出身の松浦さんは10年ほど、博多、大阪、京都などで料理人として修業した後、老舗日本料理店「なだ万」に入り、都内の高級ホテル内で腕を振るった。その後、出向でマレーシアやシンガポールなど海外の高級ホテル内で約20年間、料理長を務めた。2011(平成23)年に帰国。東京・銀座の日本料理店を経て、熱海に移った。同店の出店の経緯について、松浦さんは「熱海の飲食店はバラエティー豊富だが、素材も価格も満足できる店は少ない。熱海の料理のレベルをステップアップさせたい」と話す。

 現在66歳、料理人歴50年にもなる松浦さんが手掛ける同店は「素材を大切にした料理をリーズナブルな価格で提供する割烹居酒屋」をコンセプトに掲げる。松浦さんは「居酒屋という業態は初めてだったが、自分にとってはこれも勉強でチャレンジ」と話す。

 料理のおつまみは400円~600円台を中心に手頃な価格設定のメニューが並ぶ。人気は「前菜九点盛り」(1,210円)や季節限定の「穴子の天ぷら」や「地アジフライ」、目利きで選んだ鮮魚の刺し身など。「地元のものだけにこだわるのではなく、鳥取の大山どりや江戸ハマグリなど全国の本当においしい素材を選んでいる。その分、仕入れは高くなるができるだけ安く提供している」と松浦さん。

 松浦さんのこだわりで作った海鮮スープカレー「伊勢海老のスープカレー」(2,200円)、「骨付きチキンのスープカレー」(1,980円)、「野菜のスープカレー」(1,320円)も定番メニューの一つだという。松浦さんは「女性や子どもにとっても気軽に入れる店を目指している」と話す。

 2019年10月にオープンし、その後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一時休業や営業時間を変更して運営してきた。年末年始の繁忙期に向けてどれくらいの客が戻ってくるかなど心配事も多い。松浦さんは「『そのまま』の店名は、カジュアルに普段着で来店してほしいことと、素材そのものの味を楽しんでほしいという思いを込めた。これからもお客さま目線を大切に、料理から熱海を改革していくチャレンジの気持ちでやっていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~23時。水曜・木曜定休。

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