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熱海梅園で「梅まつり」始まる 早咲きの梅は見ごろに

見ごろを迎えた早咲きの梅を撮影する来園者ら

見ごろを迎えた早咲きの梅を撮影する来園者ら

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 熱海の新春の催し「第12回あたみ桜糸川桜まつり」と「第78回熱海梅園梅まつり」が1月8日、開幕した。

見ごろを迎えた梅も。本格的な見ごろは1月下旬を予定

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 梅まつりの会場となっている熱海梅園(熱海市梅園町)で8日10時からオープニングセレモニーが開かれた。セレモニーに先立ち、熱海囃子笛伶(ばやしてきれい)会による太鼓の演奏が披露され、開幕を盛り上げた。熱海市観光協会の中島幹雄会長は「昨年はコロナの影響でイベントが中止になった。梅と桜を同時に見られるのは全国でも珍しいので、常春の熱海を楽しんでほしい」と話し、熱海市の斎藤栄市長は「熱海は早咲きの梅と桜を同時に楽しむことができるのが特徴。スイーツや飲食店など市内を回遊して熱海の春を楽しんでもらえたら」と話した。

 熱海市と友好関係にある大島町(東京都)の関係者やミス椿の女王らも出席し、伊豆大島「椿まつり」などをPRするキャンペーンを行なった。第31代ミス熱海のメンバーも登壇。メンバーは、週末を中心に甘酒や桜茶のサービスを行う予定としている。熱海芸妓(げいぎ)による舞も披露され、セレモニーに花を添えた。

 園内には60品種469本の梅の木が植えられており、開き始めたピンクや白色の梅の花を来園者が写真におさめる姿も見られた。すでに見ごろを迎えた梅の木もあるが、本格的な見ごろは1月下旬を予定している。

 期間中、熱海芸妓連演芸会、大道芸などの催しなども行われる。3月6日まで。

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