熱海市が9月1日、市内3カ所にある海水浴場の今季入場者数を発表した。
市によると、7月9日~8月28日の51日間開設した、熱海サンビーチ、長浜海水浴場、網代温泉海水浴場の合計入場者数は延べ11万7164人。コロナ禍前の2019年に比べ28.8%減少した。
開設期間を32日間に短縮した2020年との比較では15.4%減。2021年は伊豆山土石流災害の影響で海水浴場を開設しなかった。
海水浴場別の内訳は、熱海サンビーチが9万3695人で2019年比30.5%減、長浜海水浴場が2万134人で同21.3%減、網代温泉海水浴場が3335人で同24%減。
期間中、最も入場者数が多かったのは8月14日で、3海水浴場で計1万700人、熱海サンビーチだけで9000人が集まった。遊泳禁止は台風8号の影響を受けた8月13日だけだった。
熱海サンビーチは今季、AIカメラを使って混雑情報をホームページで公開。入退場管理は行わなかった。新型コロナウイルス感染対策の行動制限はなく、県内外から多くの観光客が来場したが、8月後半は天候不良の影響もあり、入場者数が伸び悩んだ。