「網代温泉海上花火大会」が8月16日、熱海市の網代湾で開かれた。主催は網代温泉観光協会。

海岸を送り火が照らす百八体流灯祭（関連画像5枚）

　毎年8月16日に網代温泉で開かれる同イベント。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期した。

　花火は20時30分から15分間にわたって打ち上げられ、約3000発の花火が夜空と網代湾の海面を彩った。歩行者天国となった国道135号には観光客や住民らが繰り出し、目の前で上がる大迫力の花火を楽しんだ。

　隣接する多賀湾・長浜ビーチでは、百八体流灯祭や灯篭流しも行われ、海面を明るく照らした。幻想的な風景に、訪れた住民は「恒例の行事が無事できてよかった。平穏に過ごすことができれば」と話していた。