熱海市内のスイーツ店に現在、秋の果物や野菜を使った新作スイーツが登場している。
パフェ専門店「メゾンドパルフェ 十全十美」(田原本町)は9月2日、シャインマスカットを使ったパフェの販売を始めた。「十全十美パフェ~季節のマリアージュ」(3,780円)には、シャインマスカットやイチジクなど季節の果物を使う。自家製のコーヒージェラートやキンモクセイのジェラート、焼き菓子なども層状に盛り付けて仕上げた。店長の村上怜菜さんは「見た目も華やかなパフェ。いつ来ても季節のフルーツを用意しておもてなししたい。大人が楽しめる空間でゆっくり過ごしてもらえれば」と話す。10月末まで。
和洋折衷スイーツのテイクアウト店「又一庵謹製 熱海ばたーあん」(熱海市田原本町)は9月7日、「熱海ばたーあんパン・栗」(520円)、「熱海ばたーあんパンまんじゅう・栗」(290円)の販売を始めた。「熱海ばたーあんパン・栗」には、栗を丸ごと一粒入れた。「熱海ばたーあんパンまんじゅう・栗」は、刻んだ栗の甘露煮と粒あんを練り合わせた具をまんじゅう生地で包んだ。店長の佐伯真凜さんは「秋を感じられるほっくりとした栗の豊かな味わいを熱海で楽しんでほしい」と話す。10月末まで。
7月にオープンしたジェラート専門店「熱海ジェラートキング」(田原本町)は9月9日、三島産の栗を使ったジェラートの販売を始めた。同店では毎日、季節に合わせたジェラートを15種類ほどショーケースに並べて販売する。栗のジェラートは、店で渋皮煮にして使うという。富士市の農園で栽培した「富士梨」のジェラートや函南産のカボチャを使ったジェラートなど、季節限定商品も並ぶ。価格は、ダブルサイズ=680円、トリプルサイズ=780円。
実りの秋を迎えた熱海で、色とりどりの「熱海スイーツ」が観光客を迎える。