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熱海・平和通り商店街に「熱海おさかな・大食堂」 伊豆の食材中心に、タカアシガニも

タカアシガニを水槽から取り上げる「熱海おさかな・大食堂」圷誠太郎店長

タカアシガニを水槽から取り上げる「熱海おさかな・大食堂」圷誠太郎店長

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 「熱海おさかな・大食堂」(熱海市田原本町)が11月30日、熱海駅前平和通り商店街にグランドオープンした。姉妹店の「熱海おさかなパラダイス」も12月中旬、同ビル3階にオープンを予定する。経営はいずれも夢タカラ(咲見町)。

定食や丼メニューが充実

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 2019年8月に熱海銀座商店街に開業した「熱海銀座おさかな食堂」の系列店となる両店。2020年に平和通り商店街に「熱海駅前・おさかな丼屋」(田原本町)を、今年8月には熱海銀座商店街に「熱海銀座おさかな食堂はなれ」(銀座町)をそれぞれオープンするなど出店を加速し、同社にとって両店は6号店・7号店の出店となる。

 「大食堂」の席数は85席。伊豆の海鮮食材をメインに使った料理を提供する。ランチメニューは、「5種海鮮わっぱめし」(1,958円)、「おさかな大食堂定食」(2,948円)、「大漁海鮮 金目鯛(キンメダイ)てっぺん丼」(5,500円)など海鮮丼や定食を中心に提供。ディナーメニューは、イセエビやキンメダイ、フグ料理のほか、干物、炉端焼きなどおつまみメニューも充実させ、80種類以上の料理をそろえる。

 西伊豆の特産品・タカアシガニは、注文を受けてから水槽から生きた状態で取り上げ、食べ方は、蒸し、焼き、刺し身から選んでもらう。つけだれは熱海特産のダイダイぽん酢を使う。「山田豆腐店」の豆腐、「東海ひもの」の甘酢らっきょう、「小沢ひもの店」の干物、「La DOPPIETTA」のジェラート、「本家ときわぎ」のきび餅など食材は、地元の事業者からも積極的に仕入れるという。

 開業に当たり、同社の下鳥正人社長は「熱海や伊豆の食材をメインに使った料理を提供する。当社の『おさかな』ブランドの集大成を両店で表現したい」と説明する。圷誠太郎店長は「お客さまの期待や要望、地元の声を形にした。熱海に来る楽しみの一つになれば。熱海をさらに盛り上げていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~15時、17時~22時。

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