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熱海のピアニストが経営する「Jazz Club A」が10周年 「音楽の火をともし続けたい」

生演奏を届ける熱海の「Jazz Club A」

生演奏を届ける熱海の「Jazz Club A」

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 熱海の「Jazz Club A」(熱海市銀座町)がこのほど、10周年を迎えた。

「Jazz Club A」エントランス

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 2011(平成23)年9月にピアニストで店主の西村明子さんが開業した同店。幼少期からピアノを習っていた西村さんは大学卒業後、ヤマハに入社。アレンジャーとしてヤマハが出版する曲集の編集を手掛けた。30代前半にアメリカ・ロサンゼルスで音楽を学んでいた頃にジャズに魅了されたという。その後、本格的にピアニストとしてジャズを中心に演奏活動を始めた。西村さんは「ホテルや店でライブ活動を行ってきたが、自分で演奏ができて、気軽に演奏を聴きに来てもらえる場所を作りたかった」と、両親が移住してなじみのあった熱海での開業に至った。

 週末を中心に営業し、「ジャズの生演奏をお酒や料理と共に気軽に楽しめる場所」をコンセプトに掲げる同店。西村さんのピアノ演奏とトランペット、ベース、ボーカルなど毎回さまざまな組み合わせでジャズ演奏を提供する。西村さんは「開業から10年たち、ミュージシャンの輪が広がっていろいろな組み合わせで、毎回新鮮な音を届けられるようになった。お客さまも毎回楽しいと言ってくれている」と笑顔で話す。

 ジャズの魅力について、西村さんは「同じ演奏が二度と無いこと。同じ曲でも演奏する人によって弾き方や歌い方が違う。その場でミュージシャン同士が即興で音を奏でることも魅力の一つ」と説明する。「これだけミュージシャンと近い距離で生の音楽を聴く機会は少ないと思うので、音楽の楽しさが伝わり、癒やされる場所になれれば」とも。

 同店は緊急事態宣言の発出により8月上旬から休業していたが、現在は感染症対策を施して時短で営業している。西村さんは「コロナ前は満席で入れないお客さまもいるくらいだった。まだコロナの影響は大きく残るが、このような小さな店でも音楽の火をともし続けたい。ミュージシャンが一生懸命に音を奏で、それを喜んでお客さまが聴いてくれる店であれたら」と期待を込める。

 営業時間は18時~22時30分(緊急事態宣言中は17時~20時)。主に金曜・土曜のみ営業。テーブルチャージ770円、ミュージックチャージ2,200円。ワンドリンク制。

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