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MOA美術館で展覧会「木版画紀行 吉田博と川瀬巴水」 世界各国の風景を描写

展覧会「木版画紀行 吉田博と川瀬巴水」

展覧会「木版画紀行 吉田博と川瀬巴水」

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 MOA美術館(熱海市桃山町)で現在、展覧会「木版画紀行 吉田博と川瀬巴水」が開かれている。

吉田博「レニヤ山」

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 12月18日に始まった同展。「米国・欧州シリーズ」や「東海道風景選集」など地域ごとにコーナーを設けて約80点を紹介する。今回は、同館が所蔵する作品に加え、渡邊木版美術画舗(東京都中央区)が所蔵する作品も展示する。

 吉田博と川瀬巴水の作品には、それぞれが日本や世界各地を旅しながら旅先の風景を木版画にしたという共通の特徴があるという。

 同館によると、吉田博は、日本の伝統的な木版画技法に西洋の写実的な表現を取り入れた独自の作風を特徴とする画家。米国や欧州、インドや東南アジアなど世界各地の風景を木版画で描いた。自然をこよなく愛したといい、作品のほとんどを風景画が占める。登山家でもあったことから山を描いた作品も多く、今回の展覧会ではワシントン州の最高峰を描いた「レニヤ山」などを展示する。

 同じく川瀬巴水は、伝統彫摺(すり)技術者との協業による新版画が高い評価を受けているという画家。主に日本各地の風景を木版画で描き、生涯で600点を超える作品を残した。哀愁を帯びた作風が特徴といい、今回は、代表作「東京二十景 芝増上寺」などを展示する。

 同館の担当者は、「コロナ禍で旅行に行きたくても行けない人も多い中で来場者から、一緒に旅行した気分になれたという声をもらった。展覧会を通して、吉田博と川瀬巴水の旅先の風景を描いた作品を楽しみながら、両者の異なる表現や技法を感じ取ってもらえれば」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は9時30分~16時30分。木曜休館(1月4日~7日も休館、12月30日は開館)。観覧料は一般1,600円ほか。1月25日まで。

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