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SS伊豆、強豪相手にホームで引き分け 「次につながる勝ち点1に」

ホーム姫の沢スポーツ広場で戦ったSS伊豆

ホーム姫の沢スポーツ広場で戦ったSS伊豆

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 静岡県社会人リーグ1部のサッカークラブ「SS伊豆」が6月5日、ホーム姫の沢スポーツ広場(熱海市伊豆山)で「岳南Fモスペリオ」と対戦し、1-1で引き分けた。

途中出場で見せ場を作った杉本マテウス選手(関連画像10枚)

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 静岡県東部リーグに参戦して以降、5年連続リーグ優勝と昇格を続け、今期は「東海リーグ昇格」を目標に掲げるSS伊豆。前年はリーグ戦準優勝を果たした。今期はここまで2試合を戦い、5月1日のリーグ開幕戦では「パイシャオンFC」を4-0で、5月15日のホーム開幕戦は「Black kitty」に4-1で勝利していた。対する「岳南Fモスペリオ」は、昨年のリーグ戦優勝チームで、Jリーグ経験者もいる強豪。ここまで3試合を戦い、全ての試合で勝利を収めるなど好調を維持している。

 試合前に同クラブ代表の片岡大輔監督は「気合も十分で、チームも団結しており、良い状態で試合を迎えられている。熱海、伊豆のために必ず勝つ」と意気込みを見せた。

 試合は、前半開始直後のコーナーキックから岳南Fモスペリオが先制。しばらくは両チーム譲らない展開が続くと、前半終了間際のロスタイムに、SS伊豆のコーナーキックから井村勇斗選手がゴールを決めて同点に追いついた。後半は、SS伊豆がチャンスを作るも得点を奪えない展開が続く。岳南Fモスペリオが押し込む場面もあったが、SS伊豆の守備陣が粘り強く守り抜き、1-1の同点で試合を終えた。

 試合後、片岡監督は「勝つことができず悔しい。勝ちを目指している試合の中で後半から途中出場した選手も頑張ってくれたが一歩及ばなかった。次につながるような勝ち点1にしたいし、しなければならない」と悔しさをにじませた。

 ホームの姫の沢スポーツ広場の観客席がほぼ満員となるほどサポーターが駆け付けたことに対し、片岡監督は「このような素晴らしい環境で試合をやらせてもらえるのは当たり前ではない。とても幸せなこと。感謝に報いることができよう、次節も熱海、伊豆のために戦いたい」と強い言葉で話した。

 次の試合は6月26日、「常葉大学キトルス」と焼津市営グランドで戦う。

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