即興音楽や舞台芸術を楽しむ「第8回熱海未来音楽祭」が9月26日・27日、熱海市内で開かれた。
郷右近富貴子さん、床絵美さんのライブ演奏の様子(関連画像3枚)
初日の26日には、アイヌの伝統楽器「ムックリ」のワークショップが起雲閣(熱海市昭和町)で行われ、市内外から22人が参加した。
ムックリは、竹などで作られた口琴の一種で、口に当てて振動させながら音を奏でるアイヌの伝統楽器。ワークショップでは、参加者がムックリ奏者の郷右近富貴子さん、床絵美さんの指導を受けながら、楽器の持ち方や演奏方法を学んだ。実際に口元に当てて音を出す練習を重ね、参加者の多くが自分で音を鳴らせるようになった。参加した女性は「初めてだったが、少し吹けるようになった。アイヌの伝統文化に触れられて良かった」と話した。
同音楽祭は、熱海出身・在住の音楽家、巻上公一さんがプロデュースし、「即興」をキーワードに音楽やダンス、演劇などジャンルを越えた表現を紹介する。今年は「謎を受け入れる音楽は文化の帆」をテーマに開催。ムックリの演奏のほか、国内外のアーティストによるライブやダンス、ワークショップ、トークイベントなどを展開した。
27日には、参加者が制作した作品と共に街を歩くアートパレードや、音楽家らによるライブなども行われ、2日間にわたり多彩な表現を紹介した。