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熱海・網代港近くにゲストハウス「網代の風」 地域交流にも期待

ゲストハウス「熱海・網代の風」をオープンした小浦洋生さん

ゲストハウス「熱海・網代の風」をオープンした小浦洋生さん

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 ゲストハウス「熱海・網代の風」(熱海市網代)が8月16日、網代港近くにオープンした。

国道135号沿い、網代トンネル近くにオープンした施設(関連画像4枚)

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 熊本県天草市出身の小浦洋生さんが開業した同施設。小浦さんは都内で都市計画やまちづくりに関わる会社に勤務しながら、自身でもアパート経営を手がける。伊豆で投資向けのアパート物件を探していたところ、今回の物件に出合ったという。小浦さんは「実家は天草で漁師をしており、漁師町の網代に親しみを感じた。建物から望む海の景色も気に入った」と振り返る。

 施設は、地元の企業が従業員寮として使っていた3階建ての建物を約4カ月かけて改装した。2人~4人向けの洋室を5部屋設けるほか、キッチン付きの共有スペース、風呂場、シャワー室などを備える。定員は13人。

 開業の準備を進める中で、地域のまちづくり団体のメンバーや住民の話も参考にしてきたという。「釣り人が安く連泊できる宿泊施設が少ないという話があった。できる限り手頃な価格設定にこだわった」と小浦さん。「網代のまちづくりにも関わっていきたい。地元の企業と連携した体験プログラムも計画している」とも。

 今後について、小浦さんは「宿泊客と地域住民が交流するきっかけを生み出していければ。網代で食事や観光をする人が増えて、地域を元気にする役に立てればうれしい」と話す。

 宿泊料金は、1棟貸し=4万円~、部屋貸し=1人1泊7,000円~。

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