熱海に10月9日、焼き肉店「熱海ホルモン ウシノココロ。」（熱海市中央町）がオープンした。

カジュアルな雰囲気の店内

　7月に隣地にオープンしたラーメン店「麺屋 海」の姉妹店。熱海の観光・経済を活性化することを目的に立ち上げた「ノマド プロジェクト」の第2弾として焼き肉店も開いた。

　席数は、カウンター8席、テーブル12席の合わせて20席。メニューは、1914（大正3）年創業という金沢の食肉店から仕入れる国産和牛を中心に、年間1000頭程度しか出荷しないという能登牛なども扱う。地元の鮮魚店や伊豆全域から仕入れるアワビやサザエ、イセエビなどの魚介類も提供する。定番メニューは、能登牛の「特上和牛ロース」（2,980円）、「特上和牛カルビ」（2,200円）、本日のホルモン3種盛り（2,500円）など。単品メニューのホルモンは700円台から提供する。

　ドリンクメニューは、ビールやサワーなど定番ドリンクのほか、グラスシャンパン（1,800円）、純米大吟醸をグラスに入れて提供する「グラス日本酒」（800円～）なども提供する。

　「1頭買いする国産和牛のホルモンと伊豆近郊の新鮮な魚介を提供する。しちりんの炭火で焼いて味わってほしい」と同店の三浦渉さん。オープンから約1週間たち、地元の客を中心に来店があるという。「ラーメン店はおかげさまで常連のお客さまも増え、夜遅く飲んだ後の締めのラーメンまで幅広く利用してもらっている。焼き肉店は、伊豆の特産品などのおいしい食事をしっかり食べてもらえる店にできれば。お客さまとスタッフの距離が近い楽しくアットホームな店にしていきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は16時～24時。月曜定休。