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熱海の移動クレープ店、保育園で料理教室 「上手にできた」と笑顔

楽しそうにクレープの生地を焼く作業を見学する園児ら

楽しそうにクレープの生地を焼く作業を見学する園児ら

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 熱海を拠点に活動する移動クレープ店「ぽこすけKITCHEN(キッチン)」が7月1日、栄光熱海中央保育園(熱海市上宿町)でクレープの料理教室を開いた。

クレープ生地に生クリームをのせて仕上げる園児(関連画像7枚)

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 熱海・上多賀出身の森下良輔さんが2月に開業した同店。市内のイベントや近隣の商業施設などに出店を続け、地元の食材を中心に使ったクレープを300円台から提供する。

 料理教室は、森下さんの次男が同園に通っている縁から、食育として料理や食べ物に親しんでもらいたいと企画したという。同園の松岡美代子園長は「以前から園児に向けたいろいろな料理教室は開いてきたが、コロナ禍で見合わせてきた。手洗いの指導から包丁の使い方まで、楽しく学んでほしい」と話していた。

 当日は、年長クラスの園児15人が参加。園児は4つのグループに分かれ、同店のスタッフや園の先生の補助を受けながらクレープの生地づくりから習い始めた。最初は緊張した表情で卵や牛乳を混ぜる作業をしていたが、生地が焼ける香りが漂うと「甘い匂いがする」「おいしそう」と笑顔があふれる様子が見られた。

 クレープの生地に生クリームやバナナ、ブルーベリージャムなど思い思いの具材を並べ「オリジナルクレープ」を完成させた園児らは「上手にできた」「ユーチューブで見たことがある」と楽しそうに話していた。

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