夏休み特別企画「自然とSDGsを学ぶ!怪獣イラスト教室」が8月21日、熱海市立多賀小学校内の学童保育「多賀っ子クラブ」で開かれた。主催は熱海観光局と熱海怪獣映画祭。
小学1~4年生53人が参加し、怪獣のイラスト制作などを通して自然や環境問題について学んだ。同企画は、子どもたちが熱海の身近な自然を題材に、楽しみながらSDGsについて考える機会をつくるもの。昨年に続く開催で、SDGsの学習、食育、怪獣イラスト教室の3部構成で行った。
第1部では、環境問題に取り組む「未来創造部」副社長の光村智弘さんが、「熱海の海や森、未来のためにできること」をテーマに講話。特別授業では、未来創造部ユースチームで「おさかなアートクリエーター」としても活動する鈴木翔太さんが登壇し、海洋問題をテーマにした自身のイラストを紹介した。
第2部は「地球に優しい食の時間!」をテーマに、地元飲食店が地域の食材を使った「地産地消ランチ」を提供。未利用魚のタカベを唐揚げにして味わい、食を通して地産地消や資源の有効活用について学んだ。
第3部では「怪獣イラスト教室」を開催。講師はグラフィックデザイナーの大西幹治さんが務め、自然災害や公害をテーマにした怪獣を紹介した後、子どもたちがオリジナルの怪獣を描いた。子どもたちは、怪獣の姿や特徴を自由に考えながら、色鉛筆やペンなどを使ってイラストを制作。自然災害や環境問題を怪獣という身近な題材に置き換えることで、それぞれの視点から地球や自然について考えた。
同映画祭代表理事の水野希世さんは「子どもたちには、熱海の身近な自然からSDGsについて学んでほしい。自分一人でも意識することで、自然を守る一員として活動できることを知ってもらえれば」と話す。「怪獣が生まれた背景から、環境問題にも着目してもらいたい」とも。
今回制作した作品は、「新怪獣お絵かきコンクール2026」に出展する。同コンクールでは「自然の怒り?自然を守る?熱海の大自然と大怪獣!」をテーマに、オリジナル怪獣を募集している。