暮らす・働く

元AKBで熱海出身の島田晴香さんが伊豆山土石流災害の復興支援プロジェクト

伊豆山土石流災害の復興支援プロジェクトを立ち上げた島田晴香さん

伊豆山土石流災害の復興支援プロジェクトを立ち上げた島田晴香さん

  • 207

  •  

 女性アイドルグループ「AKB48」の元メンバー・島田晴香さんが8月1日、「熱海市・大雨土砂災害復興支援プロジェクト」を立ち上げた。クラウドファンディング(CF)で支援を募集する。

熱海市・大雨土砂災害復興支援プロジェクト

[広告]

 島田さんは熱海出身で現在28歳。2009(平成21)年にAKB48の9期研究生オーディションに合格し、アイドルとして活動してきた。2017(平成29)年11月に同グループを卒業。同年12月に芸能界を引退し、海外への語学留学を経て、2020年にアイドルのセカンドキャリアを支援する会社「Dct」(東京都渋谷区)を設立した。現在は、同社を経営しながら、実家の熱海温泉「旅館立花」(熱海市昭和町)で旅館業務全般に携わる。

 同プロジェクトのCFは8月1日からスタートした。立ち上げた経緯について、島田さんは「熱海は自分が生まれ育った町。AKBの総選挙の時には、熱海市内の多くの店にポスターやCDを飾って応援してくれた。そんな熱海に恩返ししたいと思った」と説明する。

 7月3日に発生した熱海・伊豆山地区の土石流災害は、島田さんにも大きな衝撃を与えたという。島田さんは「映像で流れた場所はよく知っている場所。まさか地元でこんな災害が起きるとは想像もしていなかった。人ごとではないと感じた」と当時を振り返る。災害発生直後から、島田さんは知人らと共に被災地に水を届けたり、避難所となっている宿泊施設で避難者と話をしたりして、現地の生の声を拾い上げてきた。島田さんは「現場では地元の人、ボランティア、消防や自衛隊など全国からたくさんの人が来て動いている様子を見て、心が動かされた。この時期に旅館を開けて商売していて良いのかと葛藤もあったが、熱海のために自分なりにできることを考えてきた」と話す。

 災害から時間が経過するにつれて、ニュースでの話題もほかに移っていく中で、「復興にはまだまだ時間がかかる。自宅や大切な物が流されて、大変な思いをしている人がたくさんいる。全国の人に忘れてもらいたくないと思い、災害から約1カ月というタイミングでプロジェクトをスタートした」と、島田さん。

 実際に1日にCFを始めると、開始2日目には目標金額の100万円を達成したという。島田さんは「AKBの同期やメンバーがリツイートしてくれた。ファンの人や友人が応援のコメントを寄せてくれたり、私のことを知らなくても熱海を好きな人が支援してくれたりと、本当に色々な人が応援してくれていて感謝している」と話す。

 島田さんは「早くコロナも災害も落ち着いて、元の元気な熱海に戻ることが私の願い。素敵な町なので、熱海に来たことがない人も、もちろん来たことがある人も、観光で足を運んでもらえるようになってほしい。これからも熱海のために貢献していくことができれば」と期待を込める。

 クラウドファンディングサイト「Makuake」で9月18日まで支援を呼び掛ける。AKB48にかけて募集期間は48日間。支援のコースは3,000円、1万円、3万円、5万円の4つで、島田さんのお礼のメッセージや写真付きの活動報告をリターンとして送る。集まった資金はCFの決済手数料を除き、全額を熱海市の義援金に寄付する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース