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熱海市役所近くの「Craft Beer Cafe 熱海の麦酒屋」が2周年 ビール醸造所も開設へ

「Craft Beer Cafe 熱海の麦酒屋」の水谷治雄さん

「Craft Beer Cafe 熱海の麦酒屋」の水谷治雄さん

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 熱海市役所近くの「Craft Beer Cafe 熱海の麦酒屋」(熱海市中央町)が10月23日、オープン2周年を迎えた。

お客さまとの会話のネタも並ぶ

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 熱海出身で店主の水谷治雄さんが2019年10月23日に出店した同店。水谷さんは郵便局員を務めた後、クラフトビール醸造所と店舗を開業することを目標に都内のビアパブや静岡県内のクラフトビール会社で経験を積んだ。

 水谷さんは「熱海初のクラフトビール醸造所を開設する予定。クラフトビールの文化がない熱海で、まずはクラフトビールの良さを知ってもらうために直営店を開業した」と話す。

 同店は県内の醸造所を中心に全国からクラフトビールを仕入れる。「伊豆の国ビール」(伊豆の国市)、「リパブリュー」「沼津クラフト」(以上、沼津市)、「富士かぐや蒸留所」(富士市)のほか、全国各地の蒸留所やインポーターでも水谷さんが信頼できるところからだけ仕入れているという。

 水谷さんは「作り手やインポーターなど相手の顔が見えて、自分が自信を持ってお客さまに薦められるビールのみを扱う。ビアスタイルやアルコール度数もさまざまなビールを提供している。クラフトビールの多様性を味わってほしい」と話す。

 定番メニューは、パイントサイズ(1,100円~)、ハーフサイズ(770円~)。12タップあり、入れ替わりで新しいメーカーや銘柄のクラフトビールが次々と登場する。「ストックして出番を待つビールもたくさんあり、いつ来ても違う味が楽しめる」と水谷さん。

 フードメニューは、「ハイパー干物クリエーター」の藤間義孝さんが作る「干物屋ふじま」(網代)の干物、ソーセージ製造販売所「Ham house Grimm」(函南町)のソーセージなど、ビールに合わせた地元の食材を用意する。

 店内は、カウンター席やテーブル席のほか、リラックスして過ごせるようソファ席も備え、Wi-Fiや電源も無料で利用できる。水谷さんは「クラフトビール初心者でも気軽に入れるようにカフェ風にし、テラス席でも気楽に飲むことができる。オープンしてからすぐ新型コロナの影響を受け大変だったが、地元や観光のお客さまにクラフトビールを楽しんでもらえた。醸造所の開業に向けて準備を進めていきたい」と意気込む。

 営業時間は、平日=16時~23時、土曜=12時~23時、日曜=12時~22時。水曜定休。

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