熱海市内のスイーツ店などが現在、季節の果物やデコレーションで彩ったクリスマス限定スイーツを販売している。

熱海ミルチーズの「クリスマスピスタチオバスク」など

　熱海銀座商店街の和栗スイーツカフェ「和栗菓子kiitoー生糸ー」（熱海市銀座町）は12月8日から、「和栗と季節の果物パフェ クリスマスパフェ」（2,220円・ドリンク別）を提供している。旬のイチゴ「紅ほっぺ」やシャンパンのジュレの上にマロンクリーム、ピスタチオのパンナコッタ、紅茶アイスクリームなどを載せ、マロンペーストを搾って仕上げる。

　チーズケーキ専門店「熱海ミルチーズ」（田原本町）は、「クリスマスピスタチオバスク」（460円）を販売する。「滑らかな口当たりが特徴」という半熟のピスタチオバスクに、甘さを抑えたピスタチオクリームをクリスマスツリーをイメージして盛り付けた。今月25日まで販売。

　9月に開業した「熱海パールスターホテル」（東海岸町）は、クリスマスケーキとシュトーレンを予約販売する。ケーキは、粉雪が積もる熱海の山々をイメージしたという「クリスマスホワイトスノードーム」（5,400円）、ピスタチオやミックスベリームースを使った「ブッシュ・ド・ノエル」（5,940円）、コーヒーガナッシュなどを7層に仕上げたチョコレートケーキ「クリスマスガトーオペラカフェ」（7,020円）を用意する。シェフパティシエの松村圭二さんが受け渡し当日に仕上げて提供する。

　個性的なスイーツ店が増える熱海では、各店が趣向を凝らしたクリスマススイーツを提供・販売し、観光地・熱海のクリスマスムードを盛り上げている。