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熱海港海釣り施設で「親子釣り体験」 マナー啓発を目的に

マナー啓発の「親子釣り体験」参加者と桜井孝行さん(右)

マナー啓発の「親子釣り体験」参加者と桜井孝行さん(右)

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 「親子釣り体験会」が9月30日、熱海港海釣り施設(熱海市和田浜南町)で開かれた。主催は一般社団法人「日本釣用品工業会」(東京都中央区)。

初心者でも楽しんで釣りができる熱海港海釣り施設(関連画像8枚)

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 「てはじめにマナー」をテーマに掲げ、全国に向けて釣りのマナー啓発に取り組む活動の一環。体験会の会場となった熱海港海釣り施設は、レンタル釣具があり、釣りの仕方を教えてくれるスタッフが常駐する。初心者でも釣りを楽しんでほしいと、同施設を会場に開いた。

 当日は、市内外から3組の親子が参加。日本釣用品工業会の桜井孝行さんが釣りのマナーについて説明した後、施設のスタッフがさおの使い方や餌の付け方などをレクチャーした。参加者らが堤防から釣り糸を垂らすと次々と魚がかかり、歓声が上がった。15センチほどのタカベやトウゴロウイワシなど生きた魚を手で触った子どもたちの笑顔があふれた。

 桜井さんは「釣りざおの使い方などの上達が速くて驚いた。周りの人に迷惑をかけないさおの使い方やあいさつもマナーの一つ。立ち入り禁止場所に入らないことや車は決められた場所に駐車することも大切にしてほしい。釣りを終えたらきれいに掃除してゴミを持ち帰ることもマナー」と話す。「みんなが釣りを楽しめるようにマナーの啓発を続けていきたい」とも。

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