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熱海駅前「茶房藍花」のドリップコーヒー、熱海ブランド「A-PLUS」に初認定

「ATAMI COLLECTION A-PLUS」に認定された「熱海物語ドリップコーヒー三種セット」

「ATAMI COLLECTION A-PLUS」に認定された「熱海物語ドリップコーヒー三種セット」

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 熱海駅前・仲見世通り商店街の「茶房藍花」(熱海市田原本町)が販売する「熱海物語ドリップコーヒー三種セット」がこのほど、「熱海ブランド」に認定する「ATAMI COLLECTION A-PLUS(エープラス)」に選ばれた。

熱海物語ドリップコーヒー三種セット

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 本年度のエープラス・認定発表が9月2日に行われ、新しく7事業所10品がエープラスに認定された。8月17日に熱海商工会議所(渚町)で審査が行われていた。

 認定を受けた同店の冨村朋子さんは「熱海らしい取り組みを行うエープラスに認定されて非常にうれしい。より一層頑張っていきたい」と喜びと意気込みを語った。商品を開発した経緯について、冨村さんは「創業当時から提供している自家焙煎(ばいせん)コーヒーのオリジナルブレンドを多くの人に知ってもらえればと、カップとお湯があれば気軽に飲むことができるドリップバッグにした」と説明する。

 「熱海物語ドリップコーヒー三種セット」(760円)は、同店が提供するオリジナルブレンド6種のうち、「旅の香り」「熱海物語」「熱海温泉物語」の3種が入る。それぞれ異なる風味が楽しめるという。このうち「熱海温泉物語」は、熱海の名湯で洗った生豆を天日乾燥して焙煎した豆を使う。爽やかな酸味と後味のクリアさが特徴だという。

 商品パッケージには、熱海在住の作家・酒井理恵子さんが描いた熱海の風景をあしらう。パッケージは再利用して封筒入れやマスク入れなどとして使える工夫もしたという。冨村さんは「色々な物語を熱海で作ってもらえればと、『熱海物語』というネーミングにしている。熱海を身近に感じてもらえれば」と期待を込める。

 「三種セット」は2019年から販売を開始したものの、直後に新型コロナウィルスの感染が全国に拡大した。冨村さんは「コロナ禍となり、商品を目にしてもらう機会が減ってしまった。せっかく形にした商品なので、奮起してエープラスに出品することにした。今回認定されたことで、商品を通して全国の人に熱海の素晴らしさをもっと知ってもらうきっかけになれるように取り組んでいきたい」と意気込む。

 緊急事態宣言中は土曜・日曜にテークアウトのみで営業。

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