熱海エリアの富士急グループの施設で12月24日、スイス生まれのアニメキャラクター「ピングー」とのコラボイベントが始まった。

十国峠山麓のピングーコラボメニュー（関連画像7枚）

　ピングーはスイスの映像作家「オットマー・グットマン」さんが描いたアニメキャラクターで、ペンギンの男の子・ピングーが仲間と共に繰り広げる作品。昨年12月にコラボイベント第1弾を開催し、今回が第2弾の位置付けとなる。イベントは、富士急マリンリゾート（熱海市和田浜南町）が運航する定期船や初島、十国峠を中心とする富士急グループの施設で催す。

　熱海港と初島港を結ぶ定期船「イルドバカンスプレミア号」をピングーで装飾し、「ピングー号」として運航する。初島島内「PICA初島」のテラスレストラン「ENAK（エナ）」では、「PINGU～初島バーガー～」（780円）など5種類のコラボメニューを提供する。ピングーで装飾した部屋に宿泊できる「コラボコテージ」も用意。熱海港や初島にはピングーのフォトスポットやオリジナルグッズの販売コーナーを設ける。

　十国峠パノラマケーブルカーもピングーでラッピングして特別運行する。山頂のカフェ「TENGOKU CAFE」では、「PINGU～山頂deちょこっとおにぎり～（3種）」（各380円）や「PINGU～雲おいもラテ～」（650円）、山麓の食事所では「PINGU～雲カレーうどん～」（1,500円）など、それぞれピングーコラボメニューを提供する。

　熱海サンビーチ前の温泉リゾートホテル「熱海シーサイドスパ&リゾート」（東海岸町）は、キャラクターの装飾を施したコラボルーム2室を用意した。

　コラボイベントは来年2月5日まで。コラボコテージとコラボルームの宿泊期間は来年1月13日～4月2日。